目の下のたるみを取る方法は？原因やおすすめ対策９選！クリニックもご紹介

「目のたるみが気になる」

「たるみは治療できる？」

年齢を重ねるにつれて目立ってきた目の下のたるみやハリ不足。

普段のケア方法が分からない方やクリニックでの治療を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、目の下のたるみを改善したい方に向けて、たるみの原因と適切なケア、おすすめのクリニックなどについてご紹介します。

目の下のたるみの原因や治療方法をきちんと把握して、目元の印象を若々しく変えましょう。

目の下のたるみの原因は？

まず、目の下のたるみの原因について解説します。

加齢による筋力の低下

目の周りは皮膚が非常に薄く、年齢が出やすいパーツです。目の下のたるみの原因には、加齢にともなう筋力の低下が挙げられます。

目元の主な筋肉は、目の周囲を包んでいる眼輪筋（がんりんきん）です。

眼輪筋の筋力が衰えると、目の下にある眼窩（がんか）脂肪を抑えることができず、前に出てきてしまうので目元のたるみを引き起こすのです。

眼輪筋の筋力低下は、長時間のスマホ操作やパソコン作業によっても引き起こされます。

まばたきの減少により筋肉の血流・リンパの流れが停滞し、眼輪筋の衰えや目元の黒クマを悪化させるので注意が必要です。

肌のハリ・弾力の低下

目の下のたるみは、肌のハリ・弾力の低下によって引き起こされます。

肌は、表皮・真皮・皮下組織の層が積み重なっていますが、ハリや弾力に重要な組織は真皮層です。

真皮層は、コラーゲンやエラスチンといった若々しい肌作りに大切な組織が含まれています。コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生成する繊維芽細胞は、加齢と共に衰えていきます。また紫外線を浴びることによっても繊維芽細胞は破壊されてしまい、ハリ成分が低下してしまいます。

肌の奥の真皮の弾力が失われるとたるみだけでなく、シワの原因にもなるので、原因に合わせた対策が必要になるでしょう。

生活習慣やくせ

目の下のたるみの原因は、加齢による筋力低下や肌弾力の低下だけではありません。

下記のよう生活習慣やクセによっても目元のたるみは悪化します。

・寝不足、眼精疲労

・目をこするくせ

・メイク落とし

・洗顔

・ストレス

・日焼け

・暴飲・暴食

ストレスが大きいと、側頭部の筋肉が緊張するため顔全体のたるみが発生します。

その他、日常的に目元を強くこする習慣がある人は注意しなければなりません。

特にアイメイクをする方は、メイク落としや洗顔の際に、目に負荷がかかりやすいです。

暴飲暴食は、むくみを引き起こし、放置しているとたるみの原因になります。

日常生活を少し見直すことが、目の下のたるみ改善の第一歩となるでしょう。

目の下のたるみの正しいケア方法

長続きしてしまう目の下のたるみの正しいケアを解説します。

筋力解消トレーニング

目の下のたるみの原因である、眼輪筋（がんりんきん）の衰えに着目して、たるみ解消のトレーニングを行いましょう。

眼輪筋は、まばたきをする際に動く筋肉であり、涙袋にも影響がある重要な筋肉です。

目周りのすぐ下に存在する非常に薄い筋肉で、まぶたの周囲を取り囲んでいます。

筋力トレーニングを行うことで、年齢問わず、たるみ解消に効果が期待できるでしょう。

眼輪筋は、日常のまばたきだけでは鍛えることができません。

筋肉の動きをきちんと意識しながら継続的にトレーニングすることが大事になります。

目の周りにある眼輪筋を鍛えることにより、血流が良くなるので、クマ対策にも効果が期待できます。

ハリ不足対策コスメでケア

目の下のハリ不足には、肌の弾力成分の減少や乾燥に対するアプローチが必要です。

加齢や紫外線の影響によって失われた肌のハリは、適切なスキンケアを選ぶことで対策できます。

目元は乾燥しやすいパーツであり、乾燥を放置するとコラーゲンやエラスチンが減少してしまいます。目元用のスキンケアを選び、きちんと保湿をすることは、ハリ不足予防につながるのです。

また、加齢にともなうハリ不足対策には、「シワ改善」の医療部外品として承認を受けた効果があるものを選ぶと良いでしょう。

ハリ感のある肌に導くためには、コラーゲンの生成を促進させる成分を配合した化粧品がおすすめです。

目の下のたるみをクリニックで施術

目の下のたるみは、美容医療クリニックの施術により改善することが可能です。

目元のたるみは、加齢によって眼窩脂肪が前に出てきてしまうことにより引き起こされます。眼窩脂肪の突出・ふくらみの具合は、個人差がありますが、筋力トレーニングやスキンケアでは効果が得られにくい場合も少なくありません。

クマや、目元のふくらみは、経結膜脱脂法という脂肪除去の施術を行うことで、悩み解消が期待できます。

下まぶたの裏側を数ミリ切開し、余分な脂肪を除去するので、表面には傷が残らずダウンタイムが比較的短い施術として知られています。

美容医療クリニックにより施術方法はさまざまなので、自分の悩みに合った治療を選びましょう。

目の下のたるみにおすすめトレーニング３選

目の下のたるみに効果的なおすすめトレーニングを3つご紹介します。

下まぶたを鍛えるトレーニング

目の下のたるみ解消には、眼輪筋の下の動きを意識しながら、下まぶたを鍛えるトレーニングを行いましょう。

トレーニング方法は以下の通りです。

1.上まぶたを人差し指で軽く上方向に引き上げながら押さえる

2.下まぶたを使って目を閉じるように、力を入れて動かし、そのまま5秒間キープする

3.力を入れて持ち上げた下まぶたをゆっくりと下ろす

1～3の工程を片目につき5回ずつ行います。

下まぶただけでまばたきをするように動かすことが大切なので、眉間や上まぶたに力が入らないように鏡を見ながら行ってください。

眼輪筋を鍛えるトレーニング

目元のたるみには、加齢にともない衰えた眼輪筋を全体的に引き締めるトレーニングを行いましょう。

トレーニング方法は以下の通りです。

1.姿勢を正して正面を真っすぐ見たまま、目を大きく見開く

2.八の字を描くように眼球だけ大きく右回りに5回動かす

3.左周りも同様に5回動かす

1～3の工程を1日3セット行うとより効果的です。

八の字に眼球を動かす際には、頭全体が動かないように意識しましょう。

額や眉間に力を入れず、ゆっくりと眼球を動かすことがポイントです。

目元全体の筋力を鍛えるトレーニング

普段のまばたきで目周りの筋肉を動かしていても、鍛えることはできません。

目元全体をきゅっと引き締めるためには、意識的にまばたきをするためのトレーニングをしましょう。

トレーニング方法は以下の通りです。

1.額が動かないようにを手のひらで押さえる

2.目を強く閉じて、そのまま5秒間キープする

3.目を大きく開いて、そのまま5秒間キープする

2.3の工程を5回繰り返します。

額にしわが入らないように、目元だけで大きくまばたきをすることがポイントです。

このトレーニングにより、眼輪筋を構成している眼板前部・隔膜前部・眼窩部をバランスよく動かすことができます。

目の下のハリ不足対策おすすめコスメ３選

人気のコスメの中から、編集部が選んだおすすめの目の下のハリ不足対策におすすめのコスメ3選を紹介。あなたにぴったりのコスメを見つけましょう！

ポーラ｜リンクルショット メディカル セラムN

出典元：ポーラ公式サイト

ポーラの「リンクルショット メディカルセラムN」は、シワを改善する有効成分「ニールワン」が配合された化粧品クリームです。肌のハリや弾力に重要な組織、真皮まで有効成分ニールワンが浸透することでシワの改善につながります。

リンクルショット メディカルセラムNの基本情報

リンクルショット メディカル セラム Nのおすすめポイント

• POLA独自成分「ニールワン」配合で、シワ改善にも効果が期待できる
• 肌に密着するしっかりとしたテクスチャ―で繊細な目周りに馴染みやすい
• POLAオリジナルの保湿成分「NEREリキッド」で乾燥を防ぎ目元に潤いを与える

エリクシールシュペリエル｜エンリッチ リンクルクリーム

出典元：エリクシール シュペリエル公式サイト

エリクシール シュペリエルの「エンリッチ リンクルクリーム」はシワ改善の薬用有効成分「純粋レチノール」を配合した化粧品クリームです。薬用有効成分の純粋レチノールがシワのある肌へ素早く浸透し、奥深くの真皮からふっくらと持ち上げて目元のシワを改善します。

エンリッチド リンクルクリームの基本情報

エンリッチドリンクルクリームのおすすめポイント

• 有効成分純粋レチノールにより、目元のしわに効果が期待できる
• 表皮のヒアルロン酸を産生し、角質水分量アップ
• 少量でよく伸びるのでコスパが良く、美容液の中では手ごろな価格帯

ワン バイン コーセー｜ザ リンクレス

出典元：ポーラ公式サイト

ワンバインコーセーの「ザ リンクレス」はシワ改善を目的とした美容液です。シワの改善効果が期待できる有効成分「リンクルホワイトＮ」を配合しています。また、「ソフニング＆ストレッチキープ処方」でシワの部位をやわらかくして、ハリ感を持続させる効果も期待できます。

ザ リンクレスの基本情報

ザ リンクレスのおすすめポイント

• ソフニング&ストレッチキープ処方で肌にうるおいととハリ感を与えてくれる
• アスタキサンチン配合で、表皮と真皮のハリ・弾力アップに働きかける

目の下のたるみ取りおすすめクリニック３選

人気の医療・美容クリニックの中から、編集部が選んだおすすめのクリニック3選を紹介。あなたにぴったりのクリニックを見つけましょう！

東京中央美容外科

エリア：東京23院/大阪7院/福岡2院/名古屋2院/他38院

出典元：東京中央美容外科公式サイト

※費用については全額自己負担の保険適用外。

東京中央美容外科は、ホスピタリティ溢れるサービスと高い技術力に定評があり全国展開している大手医療美容クリニックです。下まぶたのたるみ取りは、ダウンタイムが少ない施術方法を採用しています。丁寧なカウンセリングで、初めての方も安心できるクリニックです。

東京中央美容外科の基本情報

東京中央美容外科のおすすめポイント

• 目元のたるみ解消は、4種類の施術方法から自分に合った方法が選べる
• ダウンタイムや痛み・腫れに配慮した施術なので通院不要
• 切らない目の下のクマ取り・たるみ取りは施術時間15分とスピーディー

聖心美容クリニック

エリア：東京2院/大阪1院/福岡1院/名古屋1院/他5院

（公式サイトより転機※東京・大阪・福岡・名古屋以外は他〇院と院数でOK）

出典元：聖心美容クリニック公式サイト

※費用については全額自己負担の保険適用外。

聖心美容クリニックは、、開院25年で品質の高い医療を目指しています。美容外科だけでなく、皮膚科・内科・再生医療の領域も取り入れており、総合的な美容医療が受けられることが特徴です。

聖心美容クリニックの基本情報

聖心美容クリニックのおすすめポイント

• プライバシーに配慮した完全個室の待合室でリラックスできる
• 医師によるわかりやすい説明と、事前のシミュレーションシステムで安心
• ドクターズコスメのテスター付きパウダールーム完備

品川美容外科

エリア：東京13院/大阪3院/福岡2院/名古屋1院/他19院

（公式サイトより転機※東京・大阪・福岡・名古屋以外は他〇院と院数でOK）

出典元：品川美容外科公式サイト

※費用については全額自己負担の保険適用外。

品川美容外科は、患者一人ひとりのニーズに応えられるように施術前のカウンセリングを重要視しているので納得のいく施術が受けられます。目元の悩み解消の施術方法は、種類が豊富なので、クマやたるみの原因に合わせて選べるでしょう。

品川美容外科の基本情報

品川美容外科のおすすめポイント

• さまざまな診療科の専門医・医学博士が在籍
• 施術後のアフターケアや診察はすべて無料
• 加齢にともなう大きなたるみにも対応した施術プランが選べる

目の下のたるみの種類

八の字型のたるみ

目の下のたるみの中でも、八の字に影が入っているタイプは、脂肪の段差によりたるみが目立ちます。

黒クマの原因には、目の下の膨らみだけでなく、メラーファットという頬からほうれい線にかけての皮下脂肪が少ないことも挙げられます。

もともとメラーファットが少ない方や、加齢によって脂肪が痩せて下垂した場合は、八の字の影が出やすくなるのです。

眼輪筋の筋力が衰えることで、若い時は収まっていた眼窩脂肪が突出し、脂肪が垂れ下がることにより、八の字型のたるみを引き起こします。

八の字型のたるみには、経結膜脱脂法だけでなく、メラーファットに脂肪注入を行う施術で、たるみ改善が期待できます。

うっすらとしたふくらみやたるみ

年齢を重ねるとともに、目の下全体がふくらみ、たるみが目立つようになるタイプは、眼窩脂肪が多いことが原因です。

日本人は、他国と比較しても表情筋をあまり使わずにコミュニケーションをとっており筋肉の衰えが顕著に表れやすいです。

そのため、眼輪筋の筋力低下により眼窩脂肪が前面に押し出されやすくなります。

加齢だけでなく、骨格により個人差もあり、若い20代でも気になる方もいるでしょう。

このタイプでは、経結膜脱脂法で下まぶたの脂肪を除去すると悩みが解消されやすいです。

まぶた内側の切開なのでダウンタイムが1〜3日と比較的短いのが特徴です。

目の下のへこみや影が目立つ

目の下のへこみや影は、加齢による顔全体のたるみや目の下のふくらみなど複合的な要因が積み重なって引き起こされます。

影が目立つのは、横から見た際に頬の高さに高低差があることが原因です。

眼窩と頬骨の間にへこみがある場合は、経結膜脱脂法のヒアルロン酸注射の併用、または脂肪注入の併用などが適応されます。

ヒアルロン酸は皮下に注入することで、くぼみが目立ちにくくなり、シワ改善も期待できますが、吸収されやすい物質のため、持続期間は比較的短いという注意点もあります。

医師のカウンセリングのもと、へこみや影の程度を確認しながら適した治療方法を選びましょう。

目の下のたるみに関するよくある質問

目元のケアに悩んでいる男性もいる？

目の下のたるみやふくらみは、男性も20代から50代まで幅広い年齢層で治療を受ける方がいらっしゃいます。

目のクマは疲れた印象を持たれ、実年齢より10歳ほど老けてみられることも少なくありません。目元の施術は、通院する必要がなく傷口も見えないので、忙しい仕事の合間でも受けられることがメリットです。

目元のたるみ取りに整形も考えるべき？

目元のたるみやクマは、種類や原因を把握して、治療を受ける必要があります。

色素沈着や血行不良によるクマから、脂肪組織がふくらんで影となったクマまで、治療方法が異なります。目元だけの原因以外にも周囲の皮膚状態も影響している場合があるので、医師のカウンセリングを受けて、十分に検討しましょう。

まとめ：目の下のたるみ取りはクリニックとセルフケアが大切

今回は、目の下のたるみ解消に向けて、原因や対策方法、おすすめの美容医療クリニックなどについてお話しました。

目元のたるみやふくらみは、加齢だけでなく普段の生活習慣も大きく影響しています。

症状の種類や原因をしっかりと見極めて、適切なトレーニングやセルフケア、治療方法を検討していきましょう。

※この記事は2022年5月29日に調査・ライティングをした記事です

※記事内のキャプチャ画像は各公式サイトより引用しております