SGLT-2阻害薬(カナグル)
カナグルはSGLT2阻害薬の中では効果が最も高く、糖尿病の治療薬としても使用されています。
血中のブドウ糖は、腎臓で一度濾され、尿細管からさらに再吸収されます。
カナグルは、その再吸収を防ぎ、体内にある糖を尿と一緒に排出し、脂肪をためないような体質にすることができるダイエット薬です。
カナグルを服用することにより、1日に約240kcal~400kcalの糖が排出され、むくみが取れたり、自然な体重減少効果が期待できます。また、血糖値が上昇することによって増える活性酵素も阻害するため、肌荒れや老化、生活習慣病などの予防にも効果があると言われています。
SGLT-2阻害薬(カナグル)のメリット
尿と共に1日に約240kcal~400kcalもの血中のブドウ糖を排出することができるので、服用後に体重減少やむくみが取れやるといった効果が期待されます。インスリンの分泌と直接は関係しないため、SGLT2阻害薬の単独の使用では低血糖を起こしにくいと言われています。
また近年ではダイエット効果だけでなく、合併症予防の効果(心血管イベント二次予防効果、腎臓病、心不全のリスク低下)が報告されており、糖尿病がなくても心不全の治療薬として使用が拡大されていることなど、安全性が高く、非常に注目されているお薬です。
飲み方について
朝食前か朝食後に1日1錠内服します。
いつもと違うなと思ったら再診でご相談ください。
注意点
尿路や性器の感染症
尿と一緒に糖を排泄するため、陰部に糖がついたままになると感染症を起こしやすくなることがあります。また、膀胱炎、尿道・膣感染症などが起きる場合もあるため、十分な注意が必要です。
脱水の疑われる症状
体内の水分が少なくなることにより、めまい、立ちくらみ、疲れやすいなど脱水症状があらわれることがあります。適度な水分を補給して下さい。
低血糖による症状
冷や汗が出る、手足のふるえなどは低血糖による初期症状の場合があります。このような症状が出たら、使用をやめて、すぐに医師までご相談くださいませ。
カナグルについて
・未承認医薬品等
カナグルは、医薬品医療機器等法においてSGLT2阻害薬の効能・効果で承認されていますが、肥満治療目的での使用については国内で承認されていません。
・入手経路
国内の医薬品販売代理店を経由して購入しています。
・国内の承認医薬品等の有無
国内で肥満に対する効能・効果が承認されている同一成分の薬はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
米国FDA(アメリカ食品医薬品局)で肥満治療薬として承認されております。
費用
SGLT-2阻害剤(カナグル)
※採血代(初回のみ)5,500円
30日分 | 16,500円 |
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60日分 | 32,000円 |
90日分 | 47,500円 |
ドクターからの一言
食事制限や運動によるダイエットが続かない方におすすめです。
食欲を我慢するストレスもなく、食事を楽しみながらダイエットができます。
是非一度お越しください。
カナグル詳細
施術時間 | (特に治療時間はありません) |
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痛み(施術中) | ありません |
痛み(施術後) | 特にありません |
洗顔 | 問題ありません |
入浴・シャワー | 問題ありません |
ダウンタイム | ありません |
その他 | あらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分に行ったうえで効果が不十分な場合に限り考慮すること。カナグルに過敏症の既往がある方、中等度以上の心臓 肝臓 腎臓 膵臓 高血圧疾患のある方、糖尿病の既往があり治療中の方、手術を控えている方、尿路感染、性器感染のある方、大きな外傷のある方、妊婦または妊娠の可能性のある方、高齢の方、授乳中の方、小児の方は使用できません。 口渇、吐き気、食欲減退、便秘、腹痛、倦怠感などが見られる場合があります。まれに腎盂腎炎、低血糖、ケトアシドーシスというような症状も報告されています。 |
よくある質問
SGLT-2阻害薬(カナグル)に副作用はありますか?
手の震えや動機、疲れやすいなどといった低血糖症状やのどの渇き、めまいなどの脱水症状、頻尿、膀胱炎などの副作用があります。脱水症状を予防するためにも適度な水分補給を心がけ、低血糖症状が出た場合は糖質を含むものをすぐに摂取するようにしてください。
SGLT-2阻害薬(カナグル)を服用できない場合はありますか?
重い感染症にかかっている方、1カ月以内に手術を受けた方、手術の予定がある方、大きなけがをしている方は服用できません。